先日、建築士さんたちとの勉強会(の下準備会)を行いました。
私がお世話になっている建築関係の会社の社長から、「弁護士は建築のことが分かっていないし、建築士も最近顧客とのトラブルなどが増えているが、法律知識がない。お互いの知識を持ち合う会をしたら面白いのではないか。」とお誘いを受けたのがきっかけです。
こういう会話をしても、その場では「あ〜、いいですね〜!」なんて言いながらそのまま流れてしまうことが多々ありますが、さすが社長、きっちりとプロデュース。
日程を合わせ、弁護士の側は当事務所の石田・波多江を含め5名、建築士3名で、今後どんなことをしていくかという話し合いをしました。
話をしていて思ったのが、いろいろ広報したりしているけど、やっぱりまだまだ弁護士の敷居は高いんだな〜、ということ。建築士さんは弁護士と同じ「士業」で、専門家の利用については一般の方よりも慣れているというか、よくご存じなのではないかと思っていたのですが・・・。
「訴えられたりしたら、まずどうすればいいの?」
「弁護士を付けた方がいいの?」
「弁護士って、どうやって探すの?」
というところからの疑問でした。これはちょっと意外でした。
とはいえ、こちらも、
「家が建つまでってどういうことをするんですか?」
「え、建築士さんって、建築士会とか
建築家協会とか、複数の団体があるんですか?」
といったドシロウト丸出しの質問だったので、何も分かってねーなー、こいつら、と思われたことでしょう(笑)。
そこでまず次回(第1回勉強会)には、建築士さん側に、建築物の設計から完成までを講義いただき、弁護士側からは、紛争の発生から解決まで、弁護士の利用方法を絡めつつご紹介するという、お互いの基本から始めることになりました(弁護士側の発表は石田が務めることに)。
その後は、近くの居酒屋で懇親会です。やっぱり、初めての方と交流する際にはこれがなくっちゃね!
懇親会の様子は・・・都合により割愛いたします(^^;)
が、やはりお酒が入るとお互い親密さを増していろいろと深い話ができたこと、建築士の仕事も弁護士の仕事も、結局は「愛」である!との結論になったことを、ご報告しておきます(笑)。
この手の「異業種交流」は、お互いの関心事や何をしたいのかなどをきっちりすりあわせておかないと、えてしてただ集まっているだけ、といったものになりがちなのですが、この勉強会は、集まったメンバーの意識もあって、結構おもしろいものになるのではないか、という気がしています。
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posted by あかつき法律事務所 at 19:02|
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