以前にもブログに書きましたが、医療問題研究会では、A班、B班に分かれて、毎月定例の勉強会を行っています。
その中では医療の判例を読んだり、最新裁判例の検討をしたり、あるテーマに沿って研究を進めたり、その時々でいろいろなことをしています。
私が所属しているB班が先日から始めたのは、「『医療訴訟の実務』を読む」。
最近、商事法務から『裁判実務シリーズ5 医療訴訟の実務』という書物が出版されました。
医療集中部に所属している(いた)裁判官や、医療訴訟に関わる弁護士、あるいは医療に関する法律問題に関心を寄せる医師などが共著で執筆しています。
今回は第1回ということで、私が第1講の「医師から見た医療と法曹との相互理解の現状と課題」を担当し、別の会員が第2講「証拠保全」について発表しました。
このような体系的な書物は、もちろん読むにこしたことはないのですが、我々としては日々の業務に取り紛れてついついおろそかになりがちです。他方、若い弁護士にとっては、自身の経験の浅さをカバーする絶好の資料になります。
640ページ超もある大著、こういう機会でもないとなかなか読まないので(笑)、これを機にじっくり取り組んでみようと思います。
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(石田)