先日、母校(筑紫女学園中学・高校)で卒業生として講演をさせていただきました。聞いていただいたのも卒業生の方々(主に先輩方)でした。
テーマは「エンディングノートのご紹介」。
エンディングというのは人生の最期の日を迎えるための準備(終活)の事で、それを準備するためのノートがエンディングノートです。
どんな話しをしたら喜んでいただけるかといろいろと考えた結果、なかなか自分では思い立てないこの問題をテーマにすれば、聞いていただく方にとっても私自身にとっても、考えるよいきっかけになるのではないかと思って決めました。
自分が最期の日を迎えるにあって何を希望し、どう準備し、どう送られたいか、どんな気持ちを伝えたいかをこのノートにまとめていきます。
残される家族になるべく負担とならないように、いつまでも仲良く暮らしていけるように、配慮をしながら準備を進めていきます。
概ね以下のような内容です。
1 医療や介護についての自分の希望をまとめ、備える
2 財産や物を処分し整理して保管する
3 葬儀やお墓について考え、できる準備はする
4 遺産相続について考え贈与や遺言を考える
5 気持ちやこれまでの思い出を伝える
私がこれまでの弁護士生活で、実際に担当した介護や相続の事案も踏まえながらお話しさせていただきました。
エンディングノート作成のコツは、気負わずできるところから、何度でも書き直し、少しずつ心の整理・物の整理をしていくことだろうと思います。
幸い喜んでいただけたようですので、また機会があれば同じような講演をしてみたいと思います。
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(波多江)