2012年04月17日

薬害肝炎問題の今

※この記事は、HPの旧トピックス「2011年02月07日」の記事を転載したものです。


 私たちがこれまで取り組んできた事件のひとつに薬害肝炎問題があります。

 フィブリノゲン製剤等、血液が原料の血液製剤にC型肝炎ウイルスが混入していたたために、これを使用された産婦さんや、未熟児たちが肝炎に感染してしまったという事件です。

 この事件は、当時の福田首相の政治決断により、国は責任を認め賠償に応じることになりました。
 その和解が成立したのが、平成20年2月4日。約3年前です。
 この3年間で、1000名を超える原告さんが和解をしました。たくさんの方の被害回復がされ、とても嬉しいです。

 しかし、他方、1万人はいると言われているフィブリノゲン製剤による感染被害者の10分の1しか救済されていない事実は、歯がゆいばかりです。そして何より、350万人と言われている肝炎患者さん全体の治療体制の確立(安心して治療できる社会)を目指して始まったこの事件、今、政治情勢が混乱し、思うようには進みません。ここを突破するのは、原告団、患者さん、応援してくれる皆さん、みんなが力を併せることが是非必要です。

 ご協力、ご支援をお願い致します。

(波多江)



posted by あかつき法律事務所 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬害C型肝炎