先日、親しくさせていただいている公認会計士の先生方の勉強会に参加させていただきました。
本当は、一応「メンバー」扱いしていただいているのですが、仕事やら何やらで出席できないことが続き・・・「もし今日も欠席だったら、除名するところだった!」と言われてしました(汗)。除名されずに良かったです・・・。
その日のお題は、事業承継の際の税の特例について。事業承継に関連して発生する贈与税や相続税の支払いを猶予できる制度です。
中小企業庁ホームページ
税法も「法律」ではあるのですが、普段あまり扱わないのと、税は法律だけではなく様々な通達で細かく規定されていて、正直、門外漢にはかなりとっつきにくい分野です。それでも専門家である会計士の方の説明を聞き、文献を読むことで、だいぶ理解が進みました。
この税制については様々なところで解説等されており、一部には事業承継の切り札であるかのように書かれているサイトなどもあるようです。
ただ、よく読んでみると、要件はかなり面倒で、その効果も限定的であり(基本的には「先送り」に過ぎない)、しかも、一旦これに乗ってしまうと途中でやめることが難しいといった点もあって、利用する場合には事前にかなり慎重な検討が必要だろう、と思われました(会計士さんもそのような意見で一致していました。)。
私自身のことを考えると、顧客からもしこの制度の利用について相談された場合、上記のような点をよく説明した上、利用する場合には、必ず税の専門家(上記の知り合いの会計士さんなど)と一緒に受けることになると思われます。
餅は餅屋、専門的な分野については専門家の助けを借りることが、良い仕事の基本と考えています。
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(石田)