去る6月23日(土)、「適格消費者団体 非営利活動法人消費者支援機構福岡」(CSOふくおか)の定時総会に出席してきました。
CSOふくおかは、消費者の権利確立のため、消費者に対して各種消費者被害の調査、情報提供、救済活動等を行い、また他の消費者団体・関係諸機関と連携を図ることにより充実した消費者政策の実現を目指し、消費者の人権擁護及び社会教育の推進に寄与することを目的として(※CSOふくおかHPより)、2009年に設立された団体です。
今年は2018年ですので、定時総会も9回目となります。
2012年には、内閣総理大臣から適格消費者団体の認定を受け、事業者に対し、消費者に不利な条項の使用の差し止め等を求めて訴訟を提起することができるようになっています。
大変意義のある活動を行っている団体で、私もこの団体の正会員なのですが、正直、最近は忙しさにかまけて足が遠のき気味・・・。
ただこの日は、福岡県弁護士会会長の代理(会長は所用のため欠席)として、来賓扱いでの出席でした。
総会の冒頭では、来賓挨拶の時間も用意され、正会員である私がCSOふくおかに祝辞を述べるというのも、若干お手盛り感がなきにしもあらずでしたが(笑)、無事挨拶を終え、早々に来賓席から退席して一般席の方に移り、その後は正会員として議題に一票を行使してきました。
総会では、CSOふくおかが行っている様々な活動が報告され(例えば結婚式場の解約違約金の問題であったり、美容医療の広告問題であったり、探偵業者の料金体系の問題であったり)、大変勉強になりました。
弁護士の仕事は、いざことが起こった後、いかにその被害を回復するかという形で行うことが多いのですが、本当は、被害を未然に防ぐことが重要なはずです。その活動を地道にしているCSOふくおかに敬意を表するとともに、私もちゃんと活動に関わらなければな・・・と反省をした次第です。
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(石田)