もう1月も終わりですが、今年初めての更新ですので。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、当事務所では、1月頭から石田の元に司法修習生が来ています。
司法修習というのは、司法試験に受かった後、裁判官・検察官・弁護士のいずれかになれる法曹資格を得るための修行期間のようなもの。司法試験に受かっただけでは法曹資格は得られず、この司法修習を修了して、最後の試験に受かって、初めて法曹資格を得ることができます。
司法修習は、研修所での座学と、各地に散らばって裁判官や検察官や弁護士について実務を学ぶ実務修習の2つに分かれますが、やはり何と言っても、後者が修習のハイライトです。例えば弁護士になれば、もう裁判所の内部に入って裁判官がどういう合議をしているのかとか、検察官がどういう取り調べをしているのかなどを直接に見知ることはできません。法曹の間を自由に行き交って学ぶ期間は、ここしかないのです。
石田が弁護修習を担当するのは今回の修習生で4人目。昨今の法曹界の激動の影響で、やはりそれぞれ、「司法修習生気質」のようなものも違ってきているように思います。
しかし、この実務修習という場が、二度と得ることのできない絶好の学びの場であることは、今も昔も変わりません。
ぜひ、積極的に学んで、何かをつかみ取ってもらいたいと思っています。
そういうわけで、しばらくの間、私の相談等には、司法修習生がくっついてきますが、どうぞ、ご承知おきください(修習生も守秘義務を負っていますので、その点はご安心を。)。
↓ブログ村に参加しています。ワンクリックお願いします。

にほんブログ村
(石田)